こんにちは。令和元年松阪市長候補、海住さつきです。
令和2年2月26日、午後7時より、
松阪市 橋西地区市民センターで、
第4回 松阪さつき政治塾「正論おじさん事件で商店街が失ったもの」
開催しました。
「正論おじさん事件」は、
松阪市長選挙の直前、
元号が令和に変わった直後に勃発。
松阪駅前商店街から一夜にしてノボリ旗が一斉になくなり、
客足もピタリと止まったという事件です。
全国ネットのワイドショーでも取り上げられ、
#正論おじさん は一時、ネットでも話題になりました。
(詳しくはこちら→道を活用した商店街のにぎわいづくりと道路交通法
→松阪駅前商店街の「のぼり・看板撤去問題」解決にむけて公的機関にお願いしたいこと)
今日は、事件に巻き込まれ、ご自分のお店の生き残りと、商店街の生き残りをかけて戦ってこられた商店主の方をゲストにお招きし、
松阪の駅前商店街の今後について、
みなさまとディスカッションしました。
郊外の大型店にお客さんが流れた影響で、
商店街が厳しい状況になっているのは全国共通で、
#正論おじさん が原因ではありません。
地元の人の日常のお買い物の場所という位置づけから、
商店街の役割は変わったのではないか、
新たな存在理由をみつけなければ、
生き残りは難しいのではないかという意見が、
会場からは出ました。
全国的に、
今、元気な商店街は、
どこも、一時は存続が危ぶまれ、
シャッター街になりかかっていたところ、
元気な人ががんばり、
だんだんその輪が広がって、
まち全体が息を吹き返していったところばかり。
(その例については、
こちらに詳しい→道を活用した地域活動の円滑化のための ガイドライン
22ページ以降をご覧ください。)
私は、
松阪の駅前商店街も、
がんばってよみがえってほしい。
松阪は商人のまち。
今はちょっと元気がないけれど、
松阪商人の心意気は息づいています。
会場から、
「松阪商人の心意気とは何か?」という質問が出ましたが、
それは、「おもてなしの心」ではないか。
まだ、私が松阪市民になる前、
歩いてまちなかを観光したことがありました。
とても暑い日で、
ちょっとバテぎみでしたが、
松阪商人の館(現在の、小津清左衛門家)の前を通りかかった時、
「ひやしあめ」を無料でふるまっていただきました。
ただの通りがかりのお客さんに、
無料で冷たいドリンクのふるまいがあるなんて、
めったに経験したことがなかったので、
とてもうれしく、
今でもその時のことは鮮明に覚えています。
その後、
小津家が、
江戸時代、お伊勢参りのお客さんたちに、
毎日、炊き出しをして、
おにぎりを大量にふるまっていたというお話を聞き、
暑い日のひやしあめと、おかげまいりのふるまいのお話がリンクしました。
これこそが「豪商のおもてなし」。
その遺伝子は、わたしたち、松阪市民にしっかり受け継がれていると思います。
何億円もかけたビッグプロジェクトでなくても、
わたしたちにできることはあるにちがいない。
松阪の商店街は、松阪の顔。
このまますたれさせるのではなく、
もう一度、おもてなしの心で、外からのお客さんのハートをつかみたい。
今日は、コンビニでこれを発見して大興奮。
八天堂とのコラボ「あんバタかすたーどロール」。
八天堂は、くりーむパンで有名なお店。
広島県三原市の会社ですが、
毎日、飛行機で空輸し、
東京駅や、名古屋駅など、
人通りの多いところに店舗を構え、
攻めの営業をされているお店です。
ずいぶん前ですが、
八天堂のくりーむパンにとても感動し、
会社にメールを送って、
工場見学をさせていただき、
それ以来、八天堂のファンとして、
さまざまなところで口コミを広げさせていただいてきた私としましては、
今回、ローソンとコラボしていると聞き、
買わないわけにはまいりませんでした。
八天堂も、
もとは、まちのパンやさんだったんですね。
それを、三代目森光社長が、
さまざま試行錯誤を繰り返しながら、
ファンを増やし、
大きくなってきた。
私は、まちの元気は、
たった一人でいいから、
元気な人がいれば、
そこから広まっていくと信じています。
八天堂が元気に発展していったように、
松阪の駅前商店街も、
元気に発展していきたい。
がんばっていきましょう!
松阪市 海住さつき
八天堂はこちらです→八天堂
くりーむパンは絶品です。