こんにちは。令和元年松阪市長候補、海住さつきです。
100円バスとして親しまれてきた「鈴の音バス」。
右回り、左回りの市街地循環線はすっかり市民の足として浸透し、
200円に値上げされてからも利用者数は好調。
さすがに、値上げ前と比べると、利用者数は25%ダウンしましたが、
いつも老若男女問わず多くの乗客でにぎわっています。
実は、この鈴の音バス。
市を循環するデメリットして、
市中心部が空白地帯になってしまうという問題がありました。
信じられないかもしれませんが、
中心市街地の商店街からお店が減ってしまったため、
市の中心で買い物難民が発生していたのです。
地元の人たちにとって、
日常のお買い物や通院の足となるバスの運行は、
悲願。
何度も何度も話し合いが重ねられ、
2019年4月に、ようやく、
「幸中央線」の名前で運行がスタートしました。
松阪駅とアドバンスモールを結ぶこの路線。
幸公民館前に新しく停留所も作られ、
市循環線よりかなり短時間でアドバンスモールまで行くことができます。
が、しかし、
街中を走っている幸中央線に、たくさんの乗客があふれている光景を見たことがありません。
空バスか、乗っていても、1人、2人ほど。
市の担当者は、
これからPRしていきたいと言っているけれど、
要望したのは地元の人たちなのだから、
今更PR不足が原因ではないのでは?
バスの路線というのは、
地域のシンボル的存在で、
廃止が決まると必ず反対の声があがるけれど、
じゃあ、あなたいつ乗りましたか?と聞くと、
誰も乗ったことがないという。
幸中央線も、そんな路線になってしまうのでしょうか?