こんにちは。令和元年松阪市長候補、海住さつきです。
あいちトリエンナーレ2019に行ってきました。
8月1日から10月14日に開催が予定されていたのが、
不幸な事件のために、
3日間開催されたのみで中止になっていたあいちトリエンナーレ。
ようやく再開したのに、会期は残すところ一週間弱。
さらにさらに!
12日は台風のため中止となり、
本当にわずかな開催期間にようやく行けてよかった、よかった!
会場に着いたら、
あいちトリエンナーレとは関係ないヘイトスピーチしてるおじさんはいるわ、
そのおじさんの前で「ヘイトスピーチやめろ!」と叫んでいる人はいるわ、
展示再開に反対する人たちがスタンディングをしているわで、
ものすごく政治色の強い芸術展でありました。
正直な感想は、
こんな大掛かりなイベント、
おそらく何年もかかって何千人という人が関わって準備してきたイベントを中止するなんて信じられない。
ボランティアさんだけで1200人いたそうで、
きっとみなさん、
研修も受けて、
スケジュールあけて、
すごく楽しみにしていたと思うんです。
東海地方では、
「愛地球博」があった時、
毎日、通った人が何人も出たとニュースになりましたが、
あいちトリエンナーレ2019も、
ちゃんと開催されていれば、
毎日通う人が出てもおかしくないイベントだったはず。
単に、できあがった作品が展示されているだけではなくて、
映像プログラムやパフォーミングアーツなど、
長いものでは60分かかる作品も目白押し。
それをみなさん、整理券をもらうために並んで、
ようやく席をゲットするわけで、
全部、まじめに回ったら、
本当に毎日通うことになるんじゃないかと思いました。
これが、たった一週間ほどの展示で終わるなんて、
惜しい!
次の展示の予定もあるだろうし、
アーティストさんのスケジュールや熱量もあるだろうから、
もう二度と、同じものを開催することはできないだろうけど、
ぜひ、次につなげてほしい。
文化は、
政治に負けてはいけない!
補助金がおりなくなったというニュースもありましたが、
補助金なくても大丈夫そうだった。
愛知県も名古屋市も豊田市も、
お金があって元気だった。
元気のない地方都市から行くと、
しみじみそれを感じました。
今、松阪市ではまちづくりの一環として、
駅の再開発がいわれていますけど、
元気な駅というのはこんな感じで、
学生が多いところには予備校が建つもので、
人口が少ないところは、
都会の真似じゃなく、田舎としての元気の出し方を考えるべきだとつくづく思った。
駆け足で全部の会場回ったので、
ほとんど映像プログラムやパフォーミングアーツを見れなかったのが、
心残りです。