こんにちは。令和元年松阪市長候補、海住さつきです。
松阪市は交通事故が多い。
その理由のひとつに、運転マナーの悪さがあげられる。
例えば、横断歩道の手前で一旦停止しない車が異常に多いとか。
しかし、 一旦停止を促すための白線が消えたままの交差点がものすごく多いのだ。
何度も何度も要望をあげても白線が引き直される気配は全くなし。
住民もあきらめていたところ、 今年に入って急に白線が引き直される場所があちこちに出現。
その裏にはある事実が・・・
松阪市は令和2年度当初予算に、
「道路事故対策白線等整備事業費」として、
1億1000万円を計上。
これは、今年のみの突出した予算配分で、
昨年までは、「白線整備」の項目すら予算書にはなかった。
令和3年2月までびっしり工事の予定がはいっており、
あちこちで白線を引き直す作業がみられるようになった。
突然、なぜ?
ようやく住民の思いが届いた?
実はその裏に、
「みえ松阪マラソン」があった。
コロナ禍で延期になったが、
令和2年12月に、三重県初となるフルマラソンが計画されていた。
市の職員みずから、「フルマラソン」の文字の入ったシャツを着たり、
バッジをつけたりして、
広報にはげんでいたが、
それだけではなく、
ランナーの走る道路を直す事業が急ピッチで進められていたのだった。
ただし、
ご存知の通り、
道路には管轄があり、
市が直せるのは「市道」のみ。
しかも、
横断歩道や停止線は、おまわりさんが交通違反で取り締まることができる「規制線」にあたるため、
勝手に引き直すことはできない。
そういう理由で、
今回の大掛かりな事業で引き直しがされているのは、
残念ながら、
「市道」の「外側線」のみ。
それでも、
夜など車で走っていると、犬の散歩の歩行者が突然現れてヒヤッとすることが多いが、
白線がはっきり見えると、
車にとっては注意喚起となり、
かなり助かるのは事実。
理由はどうあれ、
白線問題がいくらか改善し、
めでたし、めでたし。