YouTube

#GIGAスクール構想で、松阪市の小中学校はどう変わる? 一人一台タブレットは、ドラえもんのどこでもドアだ!

 

こんにちは。令和元年松阪市長候補、海住さつきです。

GIGAスクール構想が本格的に始動、

全国の小中学校で一人一台タブレットが続々配布されています。

三重県松阪市では、

令和3年1月より、一人一台が実現、

あと二ヶ月後には、子どもたちが全員、タブレットを持つのかと思うと感慨深い。

まさに、歴史の転換期に立ち会っている感じ。

文科省のHPを見ると、

GIGAスクール構想に期待しかないキラキラした動画がいっぱい出て来て、

すごい力の入れよう。

多分、こんなに学校のハード面の整備に予算がつくこと自体、

一種のお祭り騒ぎになるんだろうなあと思う。

肝心のタブレットですが、

一台4万五千円が上限だそうで、

たくさんの業者さんが4万五千円端末を準備していらっしゃって圧巻。

そのうち、

学校納入モデルが市場にも出回るんだろうか。

何しろ、一人一台ですから、

ものすごい市場が形成されたわけで、

官製の特需です。

学校現場はいろいろと大変だと思う。

タブレットですから、

Wi-Fiに繋がなければならないし、

子どもは雑に扱うから、

壊したり、いろいろと調子が悪くなることは必至、

一台、Wi-Fiに繋がらない端末が出たら、

その子の対応に一時間の授業を全部使うこともきっとあるだろう。

電子黒板と連携したり、

先生のPCと繋ぐ事もあるから(というか、そうしないと一人一台タブレットの強みが出ない)、

不具合はいっぱい出るだろう。

自宅のPCをプリンターに繋ぐだけのことで四苦八苦する現状を考えると、

いきなりICT化の波に飲まれた先生方のご苦労はいかほどか。

そんな大人のICT騒ぎをよそに、

子どもたちは柔軟に対応して行くんだろうなあ。

なんといっても放課後の時間を全てゲームに捧げている強者たちですから、

45,000円の端末が悲鳴を上げないことを祈ります。

どうかどうか、

「タブレットの使い方」を頑なに決め、

「先生の指示通りに使う」

「教室から持ち出し厳禁」

みたいな縛りで、タブレットを「置き物」にしないでほしい。

これは、

デジタルで世界と繋がる魔法の機械、

ドラえもんのどこでもドアみたいなものだから。