こんにちは。令和元年松阪市長候補、海住さつきです。
松阪市の鈴の森公園内に、旧長谷川家の資料を保存するための収蔵庫建設計画がすすめられています。
みなさま、ご存知ですか?
現地での調査も終わり、設計業務が粛々とすすめられようとしています。
令和2年度当初予算に、
文化財センター施設整備事業費として、
収蔵庫設計業務委託料 34,800,000円(3,480万円)が計上されました。
場所は、はにわ館の隣。
あずまやが建っているところです。
建設されれば当然、あずまやも取り壊され、
水飲み場もなくなります。
市民のみなさまのウォーキングコースである園路も変わってしまいます。
このままでは、市民のみなさまが知らない間に、
いつの間にか、鈴の森公園で工事が始まり、
公園から森が消えてしまいます。
それでいいのでしょうか?
収蔵庫の目的は、
旧長谷川家の資料の収蔵。
もちろん、旧長谷川家の資料は大事な松阪市民の宝でありますが、
鈴の森公園の環境を破壊してまでここに建てる意味があるとは思えません。
ですが、他の場所と比較検討した形跡もなく、
いつの間にか、ここに決められています。
面積は335㎡(100坪)。
鉄筋コンクリート2階建てで、
完全に閉鎖された収蔵庫なので、
市民のみなさまが中を見ることはありません。
どうしてもここに、というなら、
はにわ館のとなりの、現在車寄せに使われているスペースがあいているから(下記写真参照)、
せめてこちらにと思います。
本来なら、
都市計画法・公園法により、
公園内にこのような建物を建てることは許可されるものではありません。
ですが、「陳列館」であればokという法の解釈にもとづき、
市は建設をすすめようとしています。
ですが、実際は陳列しないんです。
詭弁だし、市民に対するごまかしです。
鈴の森公園は、
「カネボウ跡公園を考える市民の会」が中心となり、
市が市民と協働でつくり、育ててきた公園。
せせらぎや、あずまやも市民の意見で作られた歴史があります。
あずまやのあるところは、一番見晴らしのいい場所。
そこに鉄筋コンクリート造の収蔵庫が建設されれば、環境は破壊されます。
みなさま、これでいいんでしょうか?
私は、市民のみなさまのご意見をぜひ政策決定プロセスに反映し、文化・環境豊かな松阪市にしていきたい。
みなさまのご意見お寄せください。ご意見はこちらから。