こんにちは。令和元年松阪市長候補、海住さつきです。
交差点で辻立ちを始めてすぐ、驚いたことは、
運転中のドライバーは、こんなこともあんなこともしているのか!
電話する、
スマホやタブレットを見る、あるいは操作する、
カーナビ、またはTVをじっと見る(決してチラ見ではない)、
ヒゲをそる、
メイクをする、
おにぎり食べる、
パン食べる、
コーヒー飲む、
ジュース飲む、
タバコ吸う、
などなど、
みなさん、よっぽど運転中、ヒマなんでしょうか、
運転に集中しているドライバーの方が少ないくらい。
上にあげた例は、
ある程度、ながら運転としてするだろうなあ、と納得できるのですが、
世の中にはながら運転のツワモノがいらっしゃって、
- カップラーメンを食べながら。左手に、おそらくコンビニでお湯を注いだカップラーメンを持ち、右手に箸を持って、普通に食べながら運転。とても慣れた感じだったので、たぶん常連さんだろうなと。
- ハンドルの上に大きく新聞を広げ、読みながら運転。新聞の下敷きになってハンドル見えません。フロントガラスも半分くらい新聞でさえぎられてます。そんなに大事なニュース、あるんですか?たぶん、この方も常連さんだろうなと。
- 着替えながら。たぶん、外回りの人で、汗まみれになったポロシャツから、カッターシャツに着替えていたんだと思うけど、どうしても、シャツを脱ぐタイミングと着るタイミングで視界が0%になりますよね?勇気あるなあと。
- 赤ちゃんを抱っこしながら。赤ちゃんは、ドライバーさんの膝にのっかっていますけど、無理に立ち上がろうとしたり、落っこちかかったりしていました。あぶないよなあ。
- 助手席の窓全開で、わんちゃんが身を乗り出している車を結構見ました。わんちゃん、落っこちないですかね?
- 荷物が大きすぎて、トランクが閉まらないので、全開で走行。あまり、しっかりと固定されている感じはしなかったので、あの車の後ろにつくのはこわいなあ。
ですが、私が見た中で、最強のドライバーは、
車で犬の散歩
どういう風に散歩するかというと、
犬は放し飼いです。リードはつけていません。
田舎の道だからできることなんだろうけど、
老犬なので、結構、よたよた歩いているんですね。
途中で何度も立ち止まるし。
それを、犬の後ろから車でついているおじさんが、
「こら、はよ行け!あほ、止まるな!」
と大声でどなりながら、
わんちゃんのお尻を車でぐいぐい押していくんですよ。
そのたびに、わんちゃんは、
「あ、ごめんごめん、歩くの忘れとったわ。歩きますがな、そんな怒らんといて~」
という感じで、
別に怒るでもなく、
おびえるでもなく、
よたよたと歩いていくんですが、
ご自宅の周り、何百メートルかをゆっくりと歩いていたので、
たぶん、毎日のお散歩コースだったと思われます。
バイクで犬の散歩している人もすごいなあと思っていたけど、
車で犬の散歩、
心底、驚きました。
ちなみに、車でお散歩のおじさんにごあいさつしたところ、
「ワシは土建屋やから田村や。ゴミになるからパンフレットはいらん」
とつれなくされたので、
あとからこっそり、わんちゃんだけなでておきました。
ちなみに、どういう方がながら運転している率が高いかということですが、
- 公用車、介護等の送迎車はながら運転なし(当然)
- 高級車の方も、ながら運転はあまりなさらない(たぶん、運転を楽しんでいらっしゃるか、ハンズフリーで電話されているからながら運転になっていない)
- セダンは、同乗者がいる確率が高いので、ながら運転はなし。
- キャンプにも行けるタイプのファミリーカーは、子どもが騒ぐので、ながら運転ではないけれども、運転中のお母さんの注意が後部座席にいくことが多々あるので、危険です。
- 軽トラの方は、窓全開で走っていらっしゃることが多く、たぶん、朝から農作業をされるので、早起きして朝ごはんも済ましておられるだろうから、元気いっぱい、ながら運転はありません。軽トラは事故率も低いと思う。
- 最もながら運転率が高いのは、小型のボックスカー、軽ワゴンで、一人で運転している通勤途中の人。たぶん、朝起きてバタバタで、朝ごはんは途中でコンビニに寄って調達。会社につくまでの間に食べてしまおう、という人たちだと思う。食べながら、ライン見たり、音楽聞いたり、テンション上げないと、出社できないんだろうなあ。信号が青に変わっても、なかなか発進しない車とか、100%ながら運転です。高齢者の方が、アクセル・ブレーキ踏み間違うとかがニュースになっていますけど、最も危ないのは、普通に仕事に行ってる人たちのながら運転です。これから車は自動運転になっていくと思うけど、ドライバーがスマホ見てたらエンジンかからないとか、視線が車内に向いたら警告音が鳴るとか、何か考えないと、ながら運転が原因の事故はどんどん増えていくはず。
あと、これは特に女性ドライバーに多いのですが、
狭い道路で歩行者や自転車がいる時、車は追い越すわけですが、
- 女性ドライバーは、追い越す時に加速するので危ない!
男性ドライバーは、歩行者を見ながら、減速して抜いていくのですが、
女性は、歩行者から目をそらして、加速するんです。
私も女なので、ここらへんの心理はよくわかります。
女性ドライバーは、こわいものは見たくないんですよ。
だから、なるべく、こわい現場からは早く離れたいので、
当然、アクセル踏むし、
ブロック塀ぎりぎりのところを曲がる、みたいな時も、
しっかりブロック塀を見ると怖いので、
目をそらして、「エイや!」と行っちゃうわけです。
・・・ということで、本日の結論:
道路は危険がいっぱい。
安全対策にはどんだけお金を使ってもいいと、心から思いました。
それから、
松阪が特に事故が多いのは、
納得できます。
道路の整備ができていない上に、
ドライバーのマナーがめちゃくちゃとなれば、
事故が起こって当たり前。
子どもの交通安全教育に真剣に取り組まないと、松阪市の未来は暗いです。
海住さつき