こんにちは。令和元年松阪市長候補、海住さつきです。
選挙といえば、看板。
これが立ち始めると、ああ、この人は本当に出るんだなあ、と市民にわかる、大切な選挙道具。
実は、9月8日の投開票日翌日から、
私、海住さつきの看板が、裏返しにされたり、勝手に取り外される事件が続いており、
とうとう今日、警察に相談しました。
選挙も終わったし、
落選した海住さつきの顔なんか見たくない!ということで、誰かが気を利かせて外したということなんだと思うんだけど、
看板はポスターと違い、
投開票日が過ぎたからといって、外さなければならないものではない。
別に次の選挙に出るかどうか決まっていなくても、
設置許可さえもらってあれば、
ずーっとつけ続けることができる。
投開票日翌日の朝、勝手に裏返しにされた看板は、
すぐに私が発見したので、
元通りにしてさっさと解決。
今朝は、それとはまた別の場所で、
いつもどおり出勤してきた人が、
海住さつきの看板が歩道に打ち捨てられているのを発見。
おまけに、捨てられた看板の上に、
なぜだかわからないけれど、
女性用の化粧ポーチが載せてあったため、
なんか変だよね~ということで、
電話してきてくれた。
すぐに現場に急行。
針金でくくりつけてあったのが、
きれいにはがされ、たしかに化粧ポーチがのせられている。
おそるおそる開けてみると、
ポーチの中身は空だったけど、
ひきちぎられたような跡があり、
う~ん、何だろう?
看板とポーチと、何か関係があるのだろうか?
ポーチは、拾得物として届け出たほうがいいだろうし、
外された看板は、
私有地にたてられたものだから、
勝手に他人に敷地に入られた人とすれば、
決して気持ちのいいものではない。
歩道に捨てられた看板は、とても危険で、
夜なら、自転車が気づかず踏んで転ぶかもしれないし、
強風で看板が飛ばされたら、ケガにつながるかもしれない。
そういう、危険な行為はやめてくださいという注意喚起を促すために、
警察に届け出ることに。
警察によると、
看板そのものに傷がついているわけではないので、
器物損壊罪にはあたらない。
しかし、明らかに、政治活動の妨害あるいはいやがらせに当たるので、
慎重に取り扱いについて検討するとお約束していただきました。
・・・ということで、本日の結論 :
政治活動用看板は、勝手に触らないでね・・・(落選した候補者にも看板を出し続ける権利はあります)
看板は、12枚まで設置することができる。
「海住さつきの看板を見たことがない」
とおっしゃる方が多いのですが、
広い松阪にたったの12枚なので、
いつも通る道沿いになければ、ご覧いただく機会がないかもしれない。
ありがたいことに、
12枚の看板設置場所は、
比較的、すんなり見つかったのですが、
それでも、お願いする過程では、
いろいろありました。
「この地域はみんな自民党だから、あんたの看板立てたら明日から生きていけない」
と言われたこともあるし、
「昔、うちのおじいちゃんが、田村元さんのお父さんに世話になった義理があるから無理」
「以前、別の候補者の看板上げた時、マジックで落書きされるなど、いたずらされた経験があって、もうこりごり」
など、お断りされた方は、口々に、選挙の看板がいかに生活を脅かすものであるかということをおっしゃる方が本当に多かった。
「いいよ、いいよ、がんばってる人を応援したいから」
と二つ返事で看板上げてくれた人が、
「事情が変わったので外してほしい」
とおっしゃるのでとんでいくと、
仕事関係とか、親戚関係を通じて、
「おたくはいつから反竹上派になったんだ?」
と圧力がかかり、つらいので、一刻も早く取り外してほしいと泣いて言われた。
逆に言えば、
たかが政治活動用看板だけど、
それだけアナウンス効果はあるということなので、
どんどん設置したほうがいいということ。
たかが看板、されど看板。
市議選の看板でいやがらせをされたことはなかったけれど、
市長選となると、ここまでみんなナーバスになるのか、と改めて、
「表だって応援すること」の意味を実感。
そういうことをわかった上で、
「お願いします」と頭を下げられる人だけが、
政治家になる資格があるのだろうなあ・・・
海住さつきでした。