こんにちは。松阪市の海住さつきです。
7月17日夜、幸公民館にて、「海住さつきと語る会」開催しました。
ご高齢の方がお困りの問題について、
具体的に様々なお声が出て、
当事者の方からまず、身の回りの問題を洗いざらいお話いただく場を設けることが必要だろうというお話で盛り上がりました。
私は、「高齢化」そのものは、問題ではないと思っています。
長生きしていただくのは、おめでたいこと。
ですから、高齢化自体は問題ではありません。
お金があれば、ご高齢になっても、快適な生活を送ることはある程度、可能です。
ですが、年金暮らしの方が、体調を崩されたり、
何か、生活していく上でご不便が生じた時、
どうやりくりするか。
そこに問題が発生します。
高齢の方の抱える問題は、
高齢の方たちご自身だけでなく、
その子どもや、孫の世代にもかかわってきます。
ですから、
高齢化の問題というのは、
すべての世代がいっしょになり、
特に、
医療、介護、福祉、地域社会で、
当事者を支える役目をはたしている人たちの意見を聴かなければ、
具体的に何が問題かは見えてこない。
地域によって抱える問題は違うので、
それぞれの地域単位で、かなり突っ込んだ話をしなければならないだろう。
めんどくさい、手間暇のかかるプロセスだけれども、
それを踏んでこそ、
必要な施策が見えてくる。
ご高齢になっても、
なるべくご自宅で、快適に暮らしていただけるようにするために、
必要なサポート体制を整えるために、
税金は使う必要がある。
ぜひ、みなさまと一緒に議論を重ね、
本当に必要な人に届く制度づくりに取り組んでまいりたいと思います。