こんにちは。松阪市の海住さつきです。
8月23日付夕刊三重トップ記事は、
『2019年松阪市長選 「土地利用計画」が争点化。』
松阪市長選立候補予定者の横顔取材で、
「今回の選挙の争点は、『豪商のまち松阪』中心市街地土地利用計画。私は反対の立場で出馬する」と宣言したところ、
土地利用計画については公約に入れていなかった竹上市長に取材をして下さり、
海住さつきにも再度取材があったのちに、
記事になりました。
土地利用計画こそが、
竹上市長の最重要公約であるべきなのに、
公約に入れられていないので、
あえて、こちらから争点化させていただきました。
もう一つ、
同じく竹上市長の最重要公約であるべきなのに、
公約に入れられていないのが、
市民病院の合併問題です。
どちらも、
大きなお金が動く事業であり、
事業の成功のためには、
情報は小出しにしたほうがいいのはよくわかります。
ですが、
市民の税金を使う事業なので、
それぞれの事業、単体でのよしあしを考えるのではなく、
市の予算全体の中で、
優先順位がどうなのか、
予算規模はどうなのか、
考えるべきであって、
「あなたは駅前ににぎわいがほしいですか」
というアンケートで、
「にぎわいがほしい」という回答が多かったからといって、
市民の賛成が得られたとはいいがたい。
財源も、
他の事業とのバランスも提示されていない状態で、
「こんなのどうですか」
「ほしいですか」
と言われれば、
誰だって「ほしい」というにきまっています。
市民に意見を聴くというのは、
市長と同じ情報を市民ももっているということが前提であって、
お金のことは心配しなくていいから、
ほしいものを何でも言ってごらんというのでは、
子どもに夢を語らせるのと同じに等しい。
私は、
これだけの規模のものを作るのであれば、
市は手の内を明かして本気で市民の意見を問うべきだと思う。
ですから、
今回の市長選挙の争点は、
「豪商のまち松阪」中心市街地土地利用計画の是非しかない、
そう判断いたしました。