私の志

松阪市長選挙立候補予定者アンケート 〇✖式 回答

こんにちは。松阪市の海住さつきです。

夕刊三重新聞社から「松阪市長選挙立候補予定者アンケート」をいただきました。

8月21日付紙面にて紹介していただきましたので、

こちらにも回答しておきたいと思います。

<〇✖式>◎〇△✖-の五段階で回答とのことで、新聞紙面では、〇✖のみが掲載されましたが、記述で補足説明加えさせていただきます。

  1. 松阪の景気は回復していると思いますか?
    ✖ 市民の体感として、景気がよくなった感じはない。
  2. 安倍政権を評価しますか?
    ✖ 政権運営が強引なところが、国民の反発を受けている。
  3. 市長になったら副市長2人態勢を維持しますか?
    ✖ 「副市長」は1名でよい。それよりも、担当をはっきりさせた「特命部長」を置く。
  4. 市長の給与(月99万3千円)は妥当だと思いますか?
    ✖ 給与50%カットする。
  5. あなたには親友といえる人が5人以上いますか?
    ◎ 世界中に数えきれないほどいる。
  6. 合併特例債や国の補助金は多いに活用すべきと思いますか?
    ◎ どんな名目にしろ、利用できるお金は利用すべき。ただし、補助金に紐づけられ、国の顔色をうかがうような市政運営はすべきでない。
  7. 日本は平和だと思いますか?
    ◎ 世界を見渡すと、過酷な状況の国はたくさんあるので、日本は平和だといえる。
  8. 市長になった後、選挙で特定の人を支持しますか?
    ✖ もしも、松阪市議会議員選挙や、松阪選出の国会議員、県会議員を選ぶ選挙で、特定の政党を支持するかという意味なら支持しない。ただし、他の自治体の選挙に出ている人を応援することは、それが松阪市にとってプラスになるならば、応援することはある。
  9. 交通死亡事故対策など交通問題に妙案はありますか?
    ◎ ハード面の整備はなかなか市独自ではできないので、まずは、交通ルール・マナーの教育を小学校・中学校で行い、市全体のマナーアップにつとめる。
  10. 憲法改正の議論は必要と思いますか?
    ◎ 安倍総理が改正しようとしている以上、改正するかしないかという点から、議論はどんどんすべきである。
  11. 中国無錫市濱湖区との交流や有意義だと思いますか?
    ◎ 姉妹都市提携したにも関わらず、連絡不通になったことをふまえての質問だと思う。交流というのは、一朝一夕にできるものではないので、うまくいかないものも含めて、どんどんチャレンジし、海外との交流のノウハウを市に蓄積していくべきである。そういう意味では、相手が音信不通になるという経験もノウハウなので、有意義だったととらえるべきだろう。
  12. 市の業務の民間委託を進めますか?
    ◎ ただし、民間のノウハウや資金を入れ、協力してやっていくべきだという意味であって、丸投げはいけない。
  13. 豪商のまちづくりを進めるべきと思いますか?
    歴史と伝統を大切にするという意味での「松阪商人のまちづくり」は進めるべきだと思うが、現在、竹上市長が推進しようとしている「豪商のまち松阪」中心市街地土地利用計画は、いったん凍結し、市民参加で話し合いをすべき。
  14. 松阪の文化行政はこれでいいと思いますか?
    「これ」が何をさすのか、質問文の意味が不明なので、回答できない。しかし、現状の文化行政は全然足りないと考える。「伝統文化」「偉人」などには力を入れているが、現在進行形で市民が担っている「文化」に対する支援が全然足りない。公民館移転によって公民館活動を縮小してしまったことが典型的な例である。
  15. 市議会の議員定数削減が必要と思いますか?
    ✖ 市議会議員の報酬が税金の無駄遣いなので、定数削減すべきという意見には反対。合併後、飯高、飯南から議員がいなくなってしまったことなどを考えても、これ以上、定数削減すると民意を反映できなくなる。議員は、さまざまな地域や年代、性別、障がいのある人などの代表を入れるべき場だと思うので、むしろ定数は増員すべきだ。
  16. 市議の報酬削減が必要と思いますか?
    ✖ 市議に期待する役割をはっきりさせ、現状よりも業務量を増やすのであれば、増額もあり。要は、報酬に見合った仕事をしていただいているかどうかが問題なので、定数と報酬だけを切り離した議論をしても意味はない。
  17. 松阪牛を海外に輸出したいと思いますか?
    ◎ 輸出できるような施設を建設して、多いに輸出していきたい。
  18. 小中学生の学力を上げる具体策はありますか?
    ◎ 子どもが生き生きと興味をもって勉強できる内容にすれば、学力は必ず上がる。
  19. 飯南・飯高地域の人口減対策に妙案はありますか?
    ◎ 0~4歳児の人口を増加する対策を取り、子どもを増やす。
  20. 最近、心を動かされたことはありますか?
    ◎ 最近だけでなく、生まれてから、毎日、心動かされる出来事がたくさんある。
  21. 孤独死や引きこもり対策に妙案はありますか?
    ◎ 孤独や引きこもりになる世の中は、コミュニケーション力が落ちているということなので、人と人とのコミュニケーションアップをサポートする仕掛けを市全体で行っていく。
  22. 松阪市の農業振興について妙案はありますか?
    ◎ 農業は新規参入しにくい業界なので、子どもが後を継いでくれないとやめざるをえないのが問題。
    そこで、市外、県外、国外まで含め、農業の担い手として入ってくれる人と農家とのマッチングを市が行い、農業をインターンとして学びながら、農業経営者として就農するお手伝いをする。ポイントは、「農家になる」ではなく、「農業経営者になる」という目標を持って参入してもらうことである。
  23. 松阪市の林業振興について妙案はありますか?
    ◎ 業界全体としては今は苦しい時だが、独自のブランド確立に成功すればビジネスとして成り立つので、海外に販路開拓することなども視野にいれ、林業に新しい価値を付加してもうかる林業にしていく。また、防災の観点から、山の保全は市民のいのちにかかわることなので、市として取り組んでいく。
  24. 消費税が10%に引き上げられることに賛成ですか?
    ✖ 私自身、経営者として、今回の消費税増税に伴う諸々の法改正がいかに中小企業を苦しめるかがわかるので、絶対に反対である。
  25. 松阪市民病院は近い将来他の病院と統合すべきですか?
    ✖ 済生会病院との合併を意味するのだと思うが、済生会病院には済生会病院としてのビジョンがあり、市民病院には市民病院としての役割があるので、スケールメリットだけで合併するべきではない。また、議論が尽くされたとはとうてい言えないので、市民の意見をもっと聞いてから結論を出すべきである。
  26. 松阪市は災害に強いまちになっていると思いますか?
    ✖ ハード面(特に土砂災害の予防措置)、ソフト面(避難訓練を通した市民の意識)ともに、まだまだ発展途上である。「災害に強いまちだ」という思い込みが悲劇を生むので、常にブラッシュアップすべきであって、「松阪市は災害に強いまちだ」などという宣言は決してするべきではない。
  27. 松阪市を再び人口増加に転じさせることは可能と思いますか?
    ◎ ポイントは、総人口ではなく、年齢別人口構成である。働く世代が、高齢者に比して少ないのが問題なので、働く世代、子育て世代を増やす政策をとることが重要。
  28. 人工知能に市政運営をゆだねる時代は来ると思いますか?
    ◎ 「市政運営」はゆだねられないが(ビジョンは人間がつくるべきなので)、市の相当量の事務作業はAI化できる時代はすぐそこなので、そういう意味では◎
  29. 松阪へ来た観光客の満足度は高いと考えますか?
    ✖ 国内・国外の成功している観光地に比べると、あらゆる面で観光客に対してのおもてなしが足りない。
  30. 松阪城跡に史料はなくとも、天守閣を再建すべきと思いますか?
    ✖ 史料がなかったら再建はできないと思うし、今の松阪市は、昔の栄光を取り戻すために巨額の税金を投入する余裕はない。生きている人間の幸せのために税金は使うべき。
  31. 松阪は若者が遊びに行ける場所は多いと思いますか?
    ✖ 市内に若者が気軽に集まれる場所がない。特に駅前。若者は車に乗って遊びに行くのではなく、自転車や公共交通機関なので、若者の通る場所に、お金を使わず集えるスペースを設けるべきである。
  32. 今後増加する外国人住民との共生の一手はありますか?
    ◎ 共生のじゃまをしているのは、日本人側の「言葉が通じないから何を考えているかわからない」という気持ちなので、「多文化共生センター」を市につくり、言葉を含め、サポートできる体制を整えていく。
  33. 市内の中小企業者から市政に関して勉強会の申し入れがあったら場合、応じる考えはありますか?
    ◎ まず、そもそも、この質問文の上から目線の態度にNO!をいうために私は立候補したということを強調したい。この質問文は根本的に市政の在り方の逆転状況を表している。「市」が「市民である中小企業者」に対して、一緒に勉強会をさせていただきたいのですが、ご参加いただけますでしょうか?とお願いすべきであって、そもそも、市民の方から申し入れがあるまで放置しているという態度が間違っているし、もしあったとしたら、「応じない」という選択肢はないのであって、もろ手を挙げて歓迎するべきである。