こんにちは。松阪市の海住さつきです。
昨年4月16日に、松阪市長選出馬会見をさせていただきました。
その場でお約束した通り、毎日の街頭活動を続けて、286日目(3月29日現在)になります。
「手ごたえはどうなのか?」
とよく聞かれます。
今日は、シリーズ4回目として、
→改めて出馬にかける想い 2 朝の通学路で繰り広げられるドラマ
の続きをお話したいと思います。
見守り隊の方たちの活動の中に、これからのまちづくりのヒントがたくさん詰まっています。
まずは、徹底した現場主義。
毎朝、定点で観測しているからこそわかる子どもたちの異変。
交通安全見守り隊という範疇をこえて、子どもたちの生活全体の見守りもする寛容さ。
予算がないからといってあきらめるのではなく、何ができるかを、半径3メートルの身近なところから始める行動力。
そして、見守り隊のみなさま方の横のつながり。
ひとりひとりの力は微力ですが、それが面の広がりになれば、大きな力を発揮します。
これからの自治体は、どこも財政力は細り、少子化のため、地域を支える若者はますます減っていきます。
そんな中で、たくましく地方自治体が生き残るためには、見守り隊の方たちの活動の以下の点に学ぶべきです。
<見守り隊の活動に学ぶべきポイント>
1 徹底した現場主義。
2 毎日の地道な活動の積み重ね
3 「こどものために」という同じ気持ちでたくさんの大人がつながっている。
4 予算がないからといってあきらめない。
5 とにかく、関係する人がみんな前向きで明るい。
国政は、大きなお金の流れを作る仕事ですが、市政は、身近な問題の積み重ね。
こどもの交通安全見守り隊の方たちの活動に学び、徹底した現場主義を貫き、日々の地道な活動の中から、前向きにポジティブに、昨日より今日、今日より明日、たとえ1ミリでもよりよい未来に向かって歩き続ける、そんな市民の活動を本気で支援する市政を実現していきたい。
そのために、今後も、日々、がんばっていらっしゃる市民のみなさまのお声を代弁していきたい。
私も、見守り隊の一人として、地道な活動を続けていくという道もありますが、誰かが声を大にして言わないと通らないことも世の中にはたくさんある。
他の誰も火中の栗を拾わないのならば、私が代表して、訴えていこうと思いました。
「毎日、街頭活動をしていて手ごたえはあるのか」
という質問に対するお答えですが、まったく手ごたえがないのならば、283日も続かなかったと思います。
たくさんの方たちの、
「自分たちの声を届けてほしい」
という思いが私を毎日、街角に立たせてきた。
そう思います。
私個人にというよりも、誰か、自分たちの代表として立ってほしいという思いをお持ちの市民の方が、たとえお一人でもいらっしゃる限り、私は立ち続けます。
誰にだって、言いたいことはある。
特に、正論ほど、言いにくいものです。
ですが、眼に見えて、日本全体に勢いがなくなり、松阪市全体の雰囲気も、今、なんとなく停滞して活気がない。
そんな時、立場や損得を考えて、言いたいことも言わず、問題を先送りにしたり、他人任せにして、子どもたちにツケを回すやり方に終止符を打つべき時が来たのではないでしょうか。
若い力を本気で育てる空気を松阪市に作りたい。
大学を卒業後、ずっと教育に携わってきて、子どもたちのやる気を引き出す方法を毎日、毎日、考え続けてきた私に、それをやらせていただきたい。
子どもの教育こそ、未来への投資です。
5年後、10年後、30年後の未来を託す次世代の教育に、まち全体で取り組みましょう。
教育で松阪再生!
海住さつき