こんにちは。松阪市の海住さつきです。
街頭活動248日目の今日は、
松阪市長選告示日(9月1日)まであと200日。
今日は、「11票差で当選した!」という衝撃のお話を。
2019年2月13日 津市役所にて、
特定非営利活動法人世界SHIENこども学校のびすく主催のサロン、
「対話による協働のまちづくり第一人者!静岡県牧之原市初代市長 西原茂樹氏が津市に来る!」
が開催されました。
3期12年牧之原市長をつとめた西原氏、
「市民参加」と「協働」の原点には、
「たった11票差で当選した」という強烈な政界デビューがあったのです。
11票差で当選すると、
市民みんなが「オレが当選させてやったんだ」と思うようになったとのこと。
「おれんちのばあちゃんとヨメさんと子ども2人とオレととなりの家のおじさんの6票がなかったら、あんた、当選してなかったぞ」
なんていうエピソードが、どこへ行っても聞かれたんだとか。
「オレが当選させてやったんだ」という意識があると、
市民の間に「オレが主役」という当事者間が高まり、政治参加が進んだとのこと。
つくづく、政治家というのは、どうやって当選したのか、ということが、
その後の政治家人生を決める大事なポイントになってくるのだな、ということを、
改めて認識。
私は、
今まで誰にも意見を求められず、
政策決定の場に意見を反映する機会が与えられてこなかった人たち、
福祉、介護、教育はもちろんのこと、
農業、林業、漁業などの一次産業、
建築現場、工場、小売り、
そして市役所の中でも「現場」と呼ばれる場所で歯をくいしばってがんばっている人たちの、
あきらめて心の中にしまっている声なき声を代弁したいと思い、
その人たちにどこへ行けば会えるか考えたら、
それは路上だった。
だから、毎日、街頭活動を続けています。
毎日、外に立っていると、
暑いし、寒いし、風は強いし、雨は降るし、まぶしいし、喉は痛いし、足も痛い。
だけど、
私はほんの少しの時間、立つだけだけど、
目の前の工事現場では、
警備員さんが、終日、旗を持って立っておられる。
細い道を自転車こいで走るのはとても危ないけれど、
どんな細い道も、
ゴミ収集のパッカー車は、毎日、やって来る。
立ってるだけで何がわかるんだ、というのもあるけれど、
まずは、立ってみないと、どこに誰がいるかもわからない。
そこから始めたいと思ったので、
毎日、とにかく、新しい交差点へ行って、
立つようにしています。
効率よく票を集めるということを考えるなら、
きっと別のやり方があるに違いない。
だけど、
自分が誰の声を代弁したいかを考えたら、
効率を追い求めるのは違うんじゃないかと思い、
もう248日たつんだけれども、
いまだに海住さつきは道路にいます。
松阪市民は16万人もいるんだ。
ひとりひとりの声を聞くのは、
本当に地道な活動なんだと思う。
市長★直球勝負
女性市長を!
松阪市 海住さつき