こんにちは。YouTube松阪放送局の海住さつきです。
令和4年6月松阪市議会本会議一般質問で、
海住恒幸議員と市の答弁がかみ合わず、
答弁中断を求めるシーンがありました。
松阪市では、今、2件の風力発電事業がすすめられていて、
どちらも地元住民は署名活動を行うなどして、大反対の立場なのですが、
市は、「住民が納得しなければ賛成しない」とはいうものの、
業者に対しては「傍観」=進んで反対を表明するわけではない、という態度にみえます。
今回は、「市有地」に建てることには反対が多いので、
ちょっと場所をずらして「国有地」に建てると業者が計画変更してきたことに対して、
市として許すのかどうか、という論点で海住議員が質問しました。
調べてみたら、「国有地」に風車をたてたいなら、
地元の首長=市長の許可がなければいけないらしい。
つまり、「市有地」→「国有地」にしたところで、
本当は何の解決にもならないということ。
だけど、そこまで深く法律のことを知らない人ばかりだから、
業者はうまくだましてるんだろうね(たぶん)。
建てたらもう終わりだし。
最初、12基建てるといっていた計画を、
6基に減らしたけど、
それだって、何の解決にもなってない。
だいたい、風力発電なんて、
最初は少なく建てて、
頃合いを見てどんどん増やしていくのが常套手段なんだから、
業者としては、
とにかく着工できればいいので、
少なくいってくるに決まっている。
山を守るってのは、
大変で、
法律は守るようにはできてないので、
ものすごく住民側にエネルギーがいります。
エネルギー問題は国策なので、
こうなっちゃうんだろうけど。
途中、市がだらだらとアセスの定義について棒読み答弁を始めたため、海住議員が中断を求めるシーンもありました。
山を守るために、9月議会でも継続して質問していきます。