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パブリックコメントは「参考」にされるだけで市政に「反映」されるわけではない?

こんにちは。令和元年松阪市長候補、海住さつきです。

令和3年2月18日(木)、

第5回松阪市障がい者計画策定委員会が開かれ、委員として出席しました。

今回は、一年かけて開かれてきた策定委員会の最終回で、

12月から一か月かけて行われたパブリックコメントの結果の報告がありました。

 

コメントしてくださった市民の皆様は、

自分たちの意見が反映されるかもしれないと、

心をこめて書いてくださったはずですが、

残念ながら、そういう会ではありませんでした。

 

パブリックコメントは80件近くあり、

読んでいくと大変重い問題がたくさん浮かび上がってくるのですが、

事務局からの「回答」で一番多かったのは、

 

・参考にします

 

結局、市民からの意見を募っておきながら、

何のアクションも起こさないというのが結論です。

 

そもそも、この策定委員会が、

全部で5回しか開かれなかったのも、回数が少なすぎ、

ほとんど、討論が行われませんでした。

 

今回決まった計画にもとづいて、

今後、数年間の施策は決まるわけですが、

積極的に障がい者計画を進めていこうという機運は、

まったく感じられません。

 

市民をまじえた委員会の在り方、

市民から直接意見を募るパブリックコメントの在り方、

議事進行の在り方など、

さまざまな改革が必要だとひしひしと感じる体験でした。