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松阪市×PayPay 20%あげちゃうキャンペーンは誰のため?

こんにちは。令和元年松阪市長候補、海住さつきです。

2021年2月、松阪市はPayPay社と提携して20%還元事業を実施します。

コロナ感染症対策と経済活性化を目的とし、

国のキャッシュレス還元事業を使って2億円近くの税金を投入。

今年度、松阪市はテイクアウト商品券を発行したり、プレミアム商品券を発行したりと、

市民に商品券を発送する業務に追われてきました。

そんな中、10月にPayPay社の方からプレゼンがあり、

「メンドクサイことはすべてPayPay社がおぜん立てするので、

松阪市はお金を出しさえすればよい」

という願ってもない条件で、

補助金のもらえる今年度末ぎりぎりの2月に実施が決定。

全国のあちこちでこの事業が行われていますが、

おそらく、松阪市は一番最後の自治体だと思われます。

他市は実施期間がかなり長い中、

松阪市は2月の一か月だけという駆け込みぶり。

キャッシュレス事業には賛成だし、

経済を回すことにも賛成ですが、

今の松阪市で、

  • スマホを持っていて
  • paypayアプリをダウンロードできて
  • キャッシュレスを使うことに抵抗がなく、
  • セブンイレブンのATMを使ったチャージができる

人は、そんなに多くないと思うんですね。

なので、この事業の恩恵を受けるのは、

スマホをバリバリ使えている現役世代なのでは?と思います。

たぶん、ふだんからしているお買い物(主にコンビニとか)を

2月だけはPayPayで決済しよう!みたいなノリの人が多いんじゃないでしょうか?

公平性を担保するって難しい。