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第4回松阪市障がい者計画策定委員会

こんにちは。令和元年松阪市長候補、海住さつきです。

令和2年11月5日(木)14時から、

松阪図書館2階講座室にて、

第4回松阪市障がい者計画策定委員会が開催されました。

 

前回の策定委員会では、

議事進行に問題があったため、

今回は分刻みのスケジュールを事前に作成しての開催。

 

事務局作成の案に対していろいろ意見を言っていくと、

だんだん、作文の直しみたいな雰囲気になっていくのですが、

大事なことなんですよね。

 

ここで、できるかぎり具体的な言葉で改善点を盛り込んでいけるかどうかで、

今後、3年間の松阪市の福祉施策がどこまで進むかが決まるので。

 

多くの委員から厳しい意見が出された直後の開催なので、

事務局側には緊張感がみなぎり、

委員が発言するたびに、全員がメモをとる音がコツコツ響く、

まるで、受験前の進学校の補習授業みたいな雰囲気。

 

おかげで、議事進行はよかったけれど、

委員から出された意見の、特に、計画の根幹にかかわるところは「却下」だったし、

委員同士の意見交換はできなかったので、

まだまだ改善の余地はあるな~。

 

何ががっかりだったかというと、

例えば、福祉従事者が不足しているので、

何か方策を考えてほしい、という意見に対して、

 

「福祉従事者の不足は全国的な問題なので市の施策として計画に掲載しません」

 

えええ???

 

全国的な問題は国の管轄だから市は知らないって???

 

う~ん、それはさすがに最悪の回答では?

 

別に予算を大々的に使わなくても、

できることはいっぱいあるんだから、

何か考えようよ、ね?

 

全体的に、

ものすごく腰が引けていて、

とにかく、できもしないことを「やります」と言わないように、

全精力をかたむけている感じ。

 

福祉関係の事業所や当事者は、

無理難題を要求しているわけではなく、

精一杯やっている中で、

自分たちの力ではどうしようもない部分を、

助けてくださいといっているだけ。

まずは話を聞いて、

いっしょに何ができるか考えるところからスタートしないと、

何もかわらないと思うんだけど、

縦割り行政のすごみというか、

壁の高さを感じました。

 

あとは、年末~1月にかけてパブリックコメントが募集され、

最終的な計画が策定されます。

 

パブリックコメントは松阪市のHPで発表されますし、

このブログでもお知らせしていきますので、

みなさま、ぜひお読みいただきご意見ください

 

 

問題があった前回の動画はこちら。