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【農業政策】獣害対策に成功した多気郡勢和地区

こんにちは。令和元年松阪市長候補、海住さつきです。

中山間地区の農業で大きな問題となっている獣害対策。

三重県多気郡勢和地区では、独自の取り組みで成果を出しています(2019.12.18日本農業新聞→https://www.agrinews.co.jp/p49517.html )。

 

具体的には、

  1. 約200年前に作られた農業用水を利用し、小水力発電。
  2. 発電した電気をEV(小型電気自動車)に活用。
  3. 猿パトロールをやりつつ、地区の高齢者の見守り活動にも取り組む。

1823年に完成した農業用水は、全長30キロ。

近年は農家が減ってかんがい用の利用が減少。

しかし、

ピンチをチャンスに変えようと、

建設会社や九州大学、県なども協力し、2012年に発電が始まった。

 

住民で法人を作り、7台で巡回。

詳しくはこちらを→http://furusatoya-taki.com/

 

すばらしいのは、

・獣害対策

・高齢者の見守り

の二つを、ひとつのアイデア(=用水路を活用しよう!)で実現させたこと。

 

中山間地区の課題は、

ひとつひとつが独立してあるのではなく、

高齢化→担い手減少→耕作放棄地増加→獣害増加→ますます農業の担い手減少→高齢化がさらに進む

という負の連鎖にはまってしまうこと。

どこか、一か所、突破口があれば、

プラスに循環し始める。

それを、わたしたちは模索していかなければならないのだと思う。

 

松阪市の飯高・飯南地域でも、

移住対策などさまざまな取り組みが始まっている。

 

私は、

農業・林業こそが、

松阪市を今まで支えてきたのだし、

これからも、

ここにこそ、希望があると信じている。

 

これからも、

農業・林業でがんばる方策をさがしていきたいと思っている。

 

松阪市 海住さつき