こんにちは。令和元年松阪市長候補、海住さつきです。
高齢化や人口減を背景に、
農業を担う人材確保に悩む農村。
農水省が、食糧・農業・農村基本計画の見直しに向けて、
全国10か所で開いた地方意見交換会でも、
担い手問題に意見が集中した(日本農業新聞、2019.12.15)。
松阪市内の農家の方たちとのお話でも、
「高齢化」「人口減」「担い手不足」の話が出なかったことはない。
私は、
農業を守るのは、
1 法人として利益を出していく大規模農業。
2 農業で食べていくというよりは、農地を守ることに主眼をおいた兼業や、定年後のUターンをきっかけとした就農。
の二つを柱にするべきではないかと思っている。
松阪市内の農業は、
お米に関しては、法人がしっかりやっていただいているので元気。
問題は、畑。
獣害に苦しむところが多く、
畑は田んぼほど機械化もできないため、
高齢化とともに、耕作をやめてしまうことが多いという。
しかし、元気な畑もあり、
そういうところでお話をうかがうと、
定年後、Uターンして始め、今では毎朝、出荷しているんだとか、
地元で就職して、
土日のみ農業で、うまく兼業しているというお話が多い。
農地は、いったんやめてしまうと荒れてしまうし、
太陽光パネルが置かれたりすると、
未来永劫、農業ができなくなってしまうため、
家族経営の兼業農家を支える施策を積極的にうつべきだと思う。
松阪市 海住さつき