こんにちは。令和元年松阪市長候補、海住さつきです。
2019.12.7土曜日、松阪市の松ヶ崎小学校で防災訓練が行われました。
私、海住さつきは、松阪市消防団さくら分団の団員として、
AEDを使った心肺蘇生法の講習をさせていただきました。
さて、今回の防災訓練では、
二つ、私にとっても初めての体験がありました。
一つ目は、小学校の屋上へ外階段を使って避難する訓練です。
まずは、施錠されているこの扉を開けるところから。
緊急の時には、
足で蹴ったり、体当たりしたりして破るのですが、
今回は訓練なので鍵を開けるのだろうと思っていたら、
本当に蹴破っていたので、驚いた!
臨場感あふれる訓練のスタートです。
外階段は、津波避難タワーの外階段と同じです。
灯りはないので、
夜は真っ暗。
懐中電灯などが必要です。
ケガをしている人や、
車いすの人は、
担架に乗ったり、
おぶってもらって上がります。
上は結構広い。
松ヶ崎小学校区は、
津波が来た場合、他に高い建物がないので、
とにかく小学校目指して走って、
屋上に上ってください。
柵がついていますが、
風が強いと、ちょっとこわいかも。
屋上に上ると、
小学校以外に、高い建物は付近にないことを実感。
とにかく、小学校に逃げてくださいということを、
訓練でしっかりお伝えすることが大切。
二つ目の体験は、こちら。
グラウンドの中に消火栓?
これは、緊急用貯水槽。
何と、松ヶ崎小学校のグラウンドの下には、
100㎥の貯水量を誇る、
緊急用貯水槽があるのです。
しかも、これは、飲料水。
飲めます。
松ヶ崎小学校区だけでなく、
お隣の漁師町の人たちの緊急時の飲料水になります。
地震があると、
この貯水槽への水が自動で止められます。
上の写真の真ん中の赤いランプがつくと、
水の流れが止まったことがわかります。
倉庫の中には、
ホースなどが収納されていて、
このホースを栓につなぎ、
手動で水をくみ上げることができます。
栓の蓋を開けるためのバールなども倉庫に収納。
消防団の人たちといっしょに、
ホースをつないで給水訓練。
松阪市内の小学校で、飲料水兼用耐震性町水槽があるのは3校。
松ヶ崎小学校に100㎥。
東黒部小学校に30㎥。
西黒部小学校に30㎥。
合計160㎥の貯水量で、これは、一人一日に3ℓ必要だとして、3日間分とすると、
約18、000人文をまかなうことができる量。
ホースをつないで給水する訓練を、
ぜひ防災訓練の時に経験していただいて、
いざという時に使えるようにしていきたいですね。
以上、大変勉強になった防災訓練でした。
海住さつき