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海住さつき 令和元年松阪市長選挙 15,049票の軌跡 (1)辻立ちの方針が決まった日

こんにちは。令和元年松阪市長候補、海住さつきです。

9月8日の松阪市長選挙 投開票日から、2日たちました。

今日から、少しずつ、昨年4月16日以来続けてきた「政治活動」と、

9月1日からの「選挙活動」について、

書いていこうと思います。

なるべくおもしろく興味をもっていただけるように、

エピソード中心に書いていくつもりです。

お楽しみいただければ幸いです。

 


 

さて、第一回目の今日は、

「辻立ちの方針が決まった日」。

 

昨年4月16日、決意表明させていただいた時に、

「どんな活動をしていきますか」

と報道の方からお尋ねがあったので、

「街頭に立ちたい」

と申し上げました。

 

実は、その時は、

どれくらいの頻度で立つのか、というイメージは自分の中にはなく、

いつから立つのか、ということも決めていませんでした。

 

ですが、記者の方から、

「明日はどこに立ちますか?」

「雨の日も立つのですか?」

と矢継ぎ早に聞かれ、

「明日は松阪駅前に」

「台風以外は毎日立ちます」

と言ってしまって、

その瞬間に、

私の街頭活動の方針決定。

 

ですから、

私の最初の選挙参謀は、

新聞記者の方です。

 

その時は、

まだのぼりもたすきも準備していなかったため、

夫、海住恒幸の市議会議員選挙の時に使った「嫁」たすきを急きょ、使用。

自分としては、

たすきがなかったら、何してる人かわからないだろうというくらいの軽い考えで、

とりあえず家にあるたすきをして出かけたのですが、

これが論議を呼び、

 

「なぜ、嫁なのだ?」

「男女共同参画に反するではないか?」

というお叱りが女性の方からかなりありました。

 

なぜ、「妻」ではなく「嫁」なのだ?というお問合せもありましたが、

答えは単純で、

夫が私のことを対外的には「嫁」と呼んでいるからです。

 

結婚した時、

私の周りの人たちは、

夫のことを、

「お連れ合いさん」「配偶者」「パートナー」などと呼び、

極力「嫁」「家内」という古典的な呼称を避けてくださったのですが、

私は、対外的には「嫁」と言ってくれていいと夫に言いました。

 

大切なのは、夫が私の考えを尊重してくれているかどうかという事実であって、

呼称ではない。

親戚で集まった時などは、

私の立場は「嫁」なのだし、

不器用な夫に、

時と場合に合わせて私の呼び方を変えるという器用さは期待できないので、

最も一般的な「嫁」で通してくださいとお願いしました。

 

ちなみに、

夫が私のことを呼ぶ時は、

「さつきちゃん♡」です。

これは、私の塾の生徒や保護者のみなさんが私のことを「先生」ではなく、「さつきちゃん」と呼んでいたので、

自然とそうなったのです。

 

話をたすきに戻すと、

辻立ち初日の松阪駅前は、

あまり長時間立たなかったし、

そして、これは後からわかったことなのですが、

松阪駅前というのは、

実は人通りがあまりない。

7時30分から50分の20分間に通勤・通学のピークがあり、

あとはさーっと人通りが引いてしまうので、

あまり注目度がないのです。

ですから、初日は、さほど注目も浴びず、

自分としてもわけがわからないまま終わってしまったのですが、

事件は二日目に起きました。

 

二日目は、松阪市内で最も交通量が多い「大黒田交差点」に立ちました。

辻立ちというからには、大きい交差点だろう、と思ったので選んだのですが、

これも、後からわかったことですが、

あそこは交通量が多すぎて、

体の小さい私が立っても、ほとんど目立ちません。

ですから、すぐにあそこに立つのはやめてしまったのですが、

あの日、元気に立って手を振っていると、

 

あっと言う間に、

 

おまわりさんが来ました。

愛宕署のパトカーがやってきて、

目の前のセブンイレブンの駐車場に止まった時、

あ~、これは私のところに来るなとすぐわかりました。

 

それこそ、立ち始めて10分ほどしかたっていなかったので、

誰かが通報したに違いありません。

ちなみに、

違う交番の所管の場所ではじめての辻立ちをしていると、

 

必ず、

 

おまわりさんがやってきました。

不審な人物が交差点に立って手を振っていると、

必ず職質しなければならないようです。

 

さて、辻立ち二日目の大黒田交差点。

松阪市民の人ならわかると思いますが、

この交差点の横断歩道には、

まん中に島がありまして(たぶん、長い横断歩道を渡り切れない人がいるので、そこで待機するため)、

そこに立っていたんですね。

そしたら、めっちゃ体のでかいおまわりさん二人がその島にやってきて、

私をサンドイッチにして両側に立ちました。

そして、メモを取り出し、

正式な職質が始まりました。

その時の会話は、めっちゃ鮮明に覚えているので、

ここで再現します。

 

おまわりさん「ここで何をしているんですか?」

さつきちゃん(満面の笑みで)「ごあいさつです!」

おまわりさん「誰に対して?」

さつきちゃん(元気な声できっぱりと)「みなさんです!」

おまわりさん「なぜ?」

さつきちゃん(当然でしょ?という感じで)「朝だからです!」

おまわりさん「その『嫁』はどういう意味ですか?」

さつきちゃん「ヨメです!」

おまわりさん「誰の?」

さつきちゃん「松阪市民のみなさんです」

 

・・・とここまで答えて、ようやく、おまわりさんの不審の意味に気づく。

もしかして、何かの客引きとかそういう系統と間違われているのか?

そうか、公道でこういう「女」を彷彿とさせるワードはNGだったか?

でも、しょうがないよね?

今日は、これしかタスキないし。

それに、朝の8時なんだから、変な誤解はされないんじゃないのかなあ?

 

などなど考えながらも、満面の笑みで手を振るわたし。

 

うん?そういえば、通り過ぎる車のドライバーが、

 

全員、

 

私の方を見ている。

 

あっ、そうか!

おまわりさんと一緒にいるから目立つんだ!

なるほど、

辻立ちする候補者が、よく、運動員を回りにはべらせているけど、

それはこういう理由だったのね。

 

おまわりさん「あなた、職業は?」

さつきちゃん「塾です!」

おまわりさん「何教えているんですか?」

さつきちゃん「英語。私の塾に来ると、みんな英語ペラペラになるんですよ。何なら、来ます?英語、勉強しますか?」

おまわりさん(頭をぶるん、ぶるんと横に振り)「いえ、結構です!」

おまわりさん「本当に、何の目的で立ってるんですか?」

さつきちゃん「だから、ごあいさつです。ほら、さっきから、みんなめっちゃ私の方見てるでしょ?おまわりさんがいっしょに立っててくれると、目立つみたい。いっしょにどうですか?」

おまわりさん「いえ、結構です!」

 

・・・「気を付けてください」というねぎらいの言葉を残し、やっとおまわりさんがお帰りに。

その後、ちゃんと自宅に確認に来られました。

 

これ以降、

あちこち、数えきれないくらいいろんな交差点に立ちましたが、

立つと同時にパトカーが来る場所があって、

 

・幹線道路沿い

・私以外の人(つまり、政治活動でない人も)立ちたくなる車通りの多い場所

 

は、パトカーが来る確率が高いので、

そういう場所は避けるようになりました。

 

職質されるのがイヤという意味ではなく、

そういうところは、

交通の邪魔になって危ないからパトロールされているんだと思うんです。

私は、交通安全のために立っているのであって、

危険度を増すのは本意ではないので、

その後、何回も立つ中で、

 

・歩道が広い

・立っても、右折車・左折車の視界をさえぎらない

・自転車の邪魔にならない

・雨の時、水たまりの水はねがない

・西日が目に刺さらない

・できれば近くにコンビニがある(トイレ対策)

 

などの条件をクリアした場所で、子どもの通学路を中心に立つという自分なりの基準ができていきました。

一見、「海住さつきはなぜあんな何も車の通らないところに立っているんだ?」

というような交差点に立つことも多かったですが、

とにかく、

おじゃまにならないところを選ぶと、

実は、立てる交差点はそんなに多くはないのです。

 

私が「橋の上」に好んで立つのは、

橋の上は、いろんな意味で安全だからで、

 

もっとでかい交差点に立て!とか、

幹線道路沿いに立て!とか、

アドバイスいただくことも多かったですが、

体の大きい男性ならそれでも目立つでしょうが(実際、私が最初に職質された大黒田交差点に、男性の方がお立ちになっているのを何度も見ましたが、背が高いと遠くからでも目立つのでOKだと思いました)

自分の身長を考えると、

ある程度、小さな交差点の方がサイズ的にちょうどいいんですね。

 

ということで、今日の話を要約すると、

私の辻立ち方針は、

・新聞記者の方

・おまわりさん

によって、確立されていきました。

 

 

つづく・・・