こんにちは。松阪市の海住さつきです。
海住恒幸市議会議員事務所で、恒例となった議員インターンシップ。
2月1日から、2か月間、4人の学生が来ており、さまざまな体験にチャレンジ!
まず、2月4日~6日の3日間、合宿を行い、頭がくらくらするくらい、新しい体験を詰め込みました。
最初は、奈良県境に近い香肌小学校へ。
児童がどんどん減って、複式学級もある中、
他の学校ではできない体験をたくさんしてもらおうと、
日々、先生だけでなく、地元の方たちがコミュニティスクールとしてかかわって、
小さくても魅力ある学校づくりに奔走されています。
校舎は、木造で、とてもぬくもりのあるつくり。
窓はステンドグラスになっており、
おしゃれなペンションみたい。
ランチルームもあり、「うらやましい~」との声が。
木の机といす。
なんか、ほっとするよね~
地元愛にあふれた飯高かるた。
図書室は、小さいけれど、ボランティアの方がまめに整理され、
子どもたちへの読み聞かせも行っていらっしゃるそうで、
とてもよく活用されているとのこと。
香肌小学校は、
松阪市で一番校区が広いため、
子どもたちはスクールバスで通学。
年間を通じて、
農業体験や食育をはじめ、
オーストラリアとスカイプでつないだ英語の授業なども行われており、
体験学習はとても充実。
英語教育は、教科書会社の東書がHPにのせて紹介するほど、ユニークな取り組みです。→えいごりら 香肌小学校
インターン生からは、
「少人数で先生の目が行き届くよい面もあるが、多人数でないと身につかない社会性など、どうやって養っているのですか?」
という質問が。
たしかに、同年齢の子どもたちの間でもまれる体験は少ないので、
他の小学校と合同で社会見学や修学旅行を行うなどしているとのこと。
それに加えて、地域の大人の方たちと密にかかわることで、
大人の人たちとのコミュニケーション力を養っているとのこと。
飯高は伝統的に教育にお金をかける町だったそうで、
3つの小学校が合併して香肌小学校になった時、
それぞれの学校(森、波瀬、川俣)で行われていた体験学習をそのままひきついだため、
他の小学校に比べると、格段に盛沢山な内容になっているそうです。
校舎もとてもていねいにつくられ、
小さいながら、理想的な教育環境。
マンツーマンで勉強を教えてもらえるのも強みであり、
児童の学力は高い。
教育の基本は個別指導にあると考えるなら、
香肌小学校の取り組みは、
先進的だといえます。
香肌小学校は松阪市の宝。
なくさないようにするために、移住者を積極的に増やしたり、
山村留学の家族を受け入れるなど、
攻めの姿勢で盛り立てていきたいと心から思います。
松阪市 海住さつき