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災害時のペットとの避難生活を考える~飼い主・地域がその時までに準備しておくこと~

こんにちは。松阪市の海住さつきです。

2018/10/24 松阪市産業振興センターにて、「災害時のペットとの避難生活を考える」シンポジウムが開催されました。

基調講演は、熊本地震でペットとの同伴避難所を開設された獣医師の徳田竜之介先生が、「災害時にペットとの同伴避難をするために」というテーマで熱弁を。

人は、ペットを家族の一員として一緒に暮らしているのだから、災害時に避難する時、ペットと人間が分けられて同伴できないのであれば、車中泊をしたり、危険な自宅に戻ったりしてしまう。すべての避難所でペットとの同伴避難ができる必要はなく、10か所のうち1か所でいいので、ペットとの同伴避難所を作るべきだとのお話でした。

パネルディスカッションでは、三重県動物愛護推進センター「あすまいる」の久米徹所長、松阪市防災対策課の船木精二課長、JKC公認トリマーの宮木真弓が、ファシリテーター山添動物病院の山添馨院長とともに、ペットの同伴避難についての課題について具体的なお話を。いざという時のために、まずはペットにマイクロチップを埋め込んで、飼い主情報を得られるようにしておきましょうという話には、会場からたくさんの質問が出ていました。

徳田先生によると、動物は地震の予知能力があるので、熊本地震の余震の際には、犬や猫がいつもと違う行動をした1分後くらいに揺れが来るので驚いたそうです。地震の後は、ペットフードを受け付けなくなるペットも多く、興奮をおさえるため、避難所のペットは全頭、安定剤を処方したとのこと。血便が出たり、ストレスの影響で健康を害するペットも多かったそうです。

松阪市でペットとの同伴避難所を開設するためには、まだまだ課題が多そうです。

松阪市 海住さつき